2010年06月16日

失われた真のフリーメーソンの系譜

『旧約聖書』はユダヤ人によって編纂された書物である。
ユダヤ人が自分たちのルーツを正統化するように改竄されている可能性は否めない。

まず、アブラハムはセム(メルキセデク)から神権を継承したことになっている。
だが、アブラハムがヘテ人に敬服している場面がある。
ヘテ人とは、ヤフェト族のヒッタイト人である。
セム族の神権を持つアブラハムが、なぜヒッタイト人に敬服するのか。

ヒッタイトには何か秘密が隠されているに違いない。
ヒッタイト人はアーリア系の世界最古の製鉄民である。
そして、ヒッタイト帝国を征服した民族がいた。
ヒッタイトの首都は「ハットウシャ」である。
これを漢字に当てると「八頭蛇」となるのは偶然ではないはずだ。
単純に考えると、ヒッタイト帝国(ヤマタノオロチ)を退治して鉄製品を手に入れたのが「スサノオ」である。
では、スサノオとは何者なのか……。

もともと、シュメールに隣接するエラム王国の首都を「スサ」といい、スサの王が「スサノオ」なのだ。
もちろん、「スサノオ(スサの王)」という名前は日本に入ってきてから造られた言葉だが、龍を退治した嵐の神であるスサノオのルーツをシュメール神話に求めると、主神「マルドゥク」と一致する。
つまり、スサの王はマルドゥクの預言者だったのだ。

シュメール王を古代日本語でスメラミコトというが、「スメラミコト=スサの王」と考えて良い。
エラム人はエラム語を話す人種不明の民族で、シュメール人ではないとされているが、エラム(日の昇る地)からシリア(日が沈む地)までがシュメールの領土だったという説がある。
また、「シュメール人はエラムに居住して発展した」という説もあり、
エラム王国に最大規模のジッグラトが残されている事からも説明できる。

忘れてはならないのが、エラムはセムの長男の名前だという事である。
ノアは長男のセムに神権を継承している。
ヤコブは兄エサウに与えられるはずだった神権を奪った。
これは本来、長男が神権を継承する慣わしがあった事を示している。
だとすると、セムも長男のエラムに神権を与えていた可能性がある。

エラムは「スメラミコト」にして「スサの王」である。
マルドゥク(スサノオ)は牡牛で象徴される神であり、スメラミコト(スサの王)はその預言者、または化身と考えられていた。

興味深い事に、エラムには数多くのフルリ人が関与していた記録が残されており、ヒッタイト帝国と交流があった事が分かっている。
その時に、スサの王(エラム、又はその子孫)の一行が、ヒッタイトの製鉄技術を手に入れる為に侵攻したとは考えられないだろうか。
侵攻と言っても、製鉄技術を手に入れるのが目的である。
ヒッタイト人を滅ぼして鉄製品を手に入れても意味がない。
エラム人はヒッタイト人との民族融合を図ったのである。
その証拠はいろいろとあるが、長くなるのでここでは割愛する。

そして、セムメ―ソンの大神権を持つスメラミコト率いるエラム人はヒッタイト人と同化していった。
『竹内文書』によると、古代の世界天皇(スメラミコト)は世界を統一していたとされているが、実際にヒッタイト人は鉄を駆使して古代オリエントに一大帝国を築いていた。
アブラハムの出身の「ウル」も牛を意味するシュメール語で、マルドゥクを信仰していた部族だったことは想像に難しくない。

そうすると、アブラハムがヒッタイト人に敬服していた理由も頷ける。
イスラエルの地も、アブラハムがヒッタイト人に頭を下げて譲り受けた地である。
また、アブラハムが祝福を受けたメルキセデクはサレム(後のエルサレム)の王だったが、ダビデがエブス人からエルサレムを奪い取るまではエブス人の土地だった。
エブス人とはカナンの子孫でハム族であり、アブラハムを祝福したサレムの王とは「エブス人の王」だったのである。

更に、次の記述を見てもらいたい。

「出エジプト記」で、神はモーゼにこのように告げている。
「あなたがたの先祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である主」

「あなたと、あなたがエジプトの国から導きのぼった民とは、ここを立ってわたしがアブラハム、イサク、ヤコブに誓って『これをあなたの子孫に与える』と言った地にのぼりなさい」

アブラハム、イサク、ヤコブはそれぞれ別の部族の伝説的族長なのだ。
横の繋がりである複数の王朝を系譜を縦に繋げて統一するというシュメールの年代記記述法と同じである。
アブラハムとイサクの記述には南部ユダ地方との関わりが多く、ヤコブの記述にはサマリア地方やヨルダン川東岸の記述が多い。

この事から、アブラハムとイサクから2支族(ユダヤ人)が生まれ、ヤコブからイスラエル10支族が誕生したことが推測できる。

『日月神示』には次のように示されている。

「イスラの十二の流れの源泉判る時来たぞ」
「イスラエルの十二の支流(わかれ)も今までは、その源泉を知らなんだなれど、いよいよ天の岩戸を開く時節が参りて来たから……」


もう1つ忘れてはならないのが、ヤコブ(イスラエル)の双子の兄で、神権を継承するはずだったエサウ(エドム)である。
エドムの子孫を「エドム人」としてイスラエル人と区別されているが、実際のところ部族的な違いはなかったと思われる。

「創世記」によれば「エサウは四十歳のとき、ヘテ人とベエリの娘ユデデとヘテ人とエロンの娘バスマテとを妻にめとった」とある。
エドム人とヒッタイト人が親密な関係にあったことを物語っているが、もっと言えば、エドムとヤコブはエラム系ヒッタイト人だった可能性が高い。
そして、ヤコブが正統なセムメ―ソンの「スメラミコト=スサノオ」の神権を継承したのである。
だが、本来は兄であるエドムが継承するべき神権だったという事なのだ。

そして、ソロモンが神殿に「契約の箱」を収めると、雲が神殿に満ち、ソロモンはこう言った。

「主は日を天に置かれた。
しかも主は自ら濃き雲の中に住まおうと言われた。
わたしはあなたのために高き家、とこしえのみすまいを建てた」


同様に、スサノオが出雲で宮殿を建てた時にも雲が現れ、スサノオは日本で最初の和歌を詠んだ。

「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣つくるその八重垣を」

「八雲=ヤコブ」「出雲=エドム」という説があるが、ヤコブとエドムの子孫(イスラエル10支族)が日本に渡来して「出雲族」となり、その族長が「スサノオ」と呼ばれる人物だったということが証明できる。
スサノオは「牛頭天王」と呼ばれているが、イスラエル10支族も黄金の子牛を崇めていた。
極めつけは、10支族が住んでいた北イスラエル王国の首都をサマリアというが、「スメラミコト」は「サマリアの王」という意味だという説がある。
「シュメール」はバビロニア語で「スメラ」と発音するが、それが「サマリア」に転訛したのかも知れない。

結論として、セムメ―ソンの絶対神権の肩書きを「スメラミコト」と呼び、それを継承してきたのはイスラエル10支族(出雲族)という事だが、反論がありそうな矛盾点を解決しておこう。

まず、北イスラエル王国と南ユダ王国は、もともと別の国だったのである。
その事は聖書にも記されており、両国を統一したのがダビデだった。
ダビデはサウルの後継者で、サウルは南ユダ王国のベニヤミン族だった。
まず確認できる事は、ユダ族のみが絶対的王権を持っている訳ではないということである。
だが、サウルもダビデもソロモンも南ユダ王国のユダヤ人だった。
サウルは失脚という形でダビデが王位に就いたが、ユダ族が肩入れされていた理由は、ヒッタイト人との関係であった。

ソロモンの時代、ユダヤ教はまだ成立していなかった。
初代大王のサウルは、息子に「エシュバール」と名付け、バアル信仰を明らかにした。
バアルはカナン神話の主神で、10支族が崇拝していた黄金の子牛「アモン」と同一神である。
2代目のダビデは、バアルの偶像を寝床に入れ、ヒッタイト人の妻との間にソロモンをもうけた。
3代目のソロモンは神殿を建て、12頭の牛の像を3頭ずつ東西南北に向けて設置していた。

もっとも、アブラハムの時代から牡牛神を主神とする多神教だったのである。
また、ダビデがエブス人と同盟していたということも挙げられる。
しかし、南ユダ王国のヤハウェ一神教は根強く、南北は争いを繰り返していた。
ソロモンの死後は、再び南北は分裂し、10支族はアッシリアの捕虜として連行された。

その後、10支族は行方不明になったが、聖書外典に「アルザル」という地に向かった事が記されいる。
10支族がアルザルへ向かった理由は、「自分の国で守れていなかった律法を守るため」だった。
それは、「ヤハウェ一神教」と「偶像崇拝の禁止」だろうか。
否、その逆である。
「十戒」の厳守であれば、南ユダ王国のユダヤ人と決別して、わざわざ前人未踏の地に赴く必要は全くない。
彼らは、シュメールから受け継いできた牡牛神(マルドゥク=アモン=バアル=スサノオ)を主神とする多神教を、ヤハウェやユダヤ人に邪魔されないようにアルザルに向かったのだ。

ハムメ―ソンの絶対神権を継承するのが「イスラエル10支族」であれば、イエスはどうなるのだろうか……。
イエスはヨセフの実子ではなく、また、10支族のナフタリ族の地であるナザレで生まれたことを忘れてはならない。

また、イエスからカバラの奥義を伝授された12使徒は全員ユダヤ人だが、あくまでも使徒であって神権を継承された訳ではない。
イエスは12使徒に次のように命じて昇天している。

「異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町に入ってはいけません。イスラエルの家の滅びた羊のところに行きなさい」

「イスラエルの家の滅びた羊」とはイスラエル10支族のことである。
だが、イエスの時代のサマリアには10支族はいなかった。
イエスは12使徒に「失われた10支族の後を追って、牡牛の王に仕えよ」と命じたのである。
「牡牛の王に仕えよ」などとは聖書には記されていないが、イエスが公開したカバラの奥義とは、真のヤハウェ(アメン)のことなのである。

その根拠はここでは割愛するが、真のヤハウェとは、エジプトの太陽神アメンであり、それはイスラエル10支族が崇拝していた黄金の子牛アモン(バアル)であり、源泉を辿ればシュメール神話の主神「マルドゥク」であり、日本神話でいう「スサノオ」である。

エラムのスサの王権「スメラミコト」を継承するイスラエル10支族(出雲族)は日本に渡来し、出雲王朝を築いていた。
その前に、ペルシアを征服して「スサの王」を名乗り、エジプトではファラオになって「アメンの子」を名乗り、世界を征服したアレクサンドロス大王との接点もあった。
彼もまた、ヒッタイト人の血を引くマケドニアの大王だった。
そのアレクサンドロスの後継的な役割を受け継いだのが10支族のガド族で、族長の「スサノオ」と呼ばれる人物が「帝」となったのである。

宇宙神霊アーリオーンによると、スサノオは2支族の流れを汲む日向族の娘(アマテラス)と婚姻関係を結んだ。
これによって12支族の同盟が実現し、日本列島において「イスラエル王国」が再建されるはずだった。
だが、日向族の実質的な権力を掌握していたアマテラスの義弟たちは、
2人の結婚に反対し、「婚礼を行なうなら後世にまで祟るような呪縛をかける」と脅した。
しかし、2人の婚礼は実行に移され、アマテラスの義弟たちは出雲族の整地や日本の重要なエネルギースポットに封印を施し、日向族と出雲族の関係は修復不可能なまでにこじれ、後世にも様々な悪影響を及ぼすようになったという。

出雲族を封印した呪術は「カバラ」であり、渡来系勢力の力を借りて行なわれた。
この渡来系勢力とは……ズバリ「イエスメ―ソン(12使徒)」の末裔である。
彼らは神社神道を成立した裏神道の元締で、陰陽師の大家でもある。
そして、スサノオを「鬼」として艮の方角に封印した張本人である。

スサノオの第5子のニギハヤヒは、スサノオから王位を継承して畿内に東征し、大和王国を樹立して事実上の初代天皇となった。
ニギハヤヒこそ、正真正銘の「神武天皇」であった。

ところが、記紀によると、ニギハヤヒの後に神武天皇が畿内に入って来たとされている。
しかも、神武天皇は日向出身という事になっている。
ニギハヤヒ政権は日向族の或る人物によって敗れ、「神武天皇」という肩書きも奪われ、大和王国も乗っ取られてしまったのである。
この日向族の王(偽の神武天皇)を先導したヤタガラスの正体は、言うまでもなく「イエスメ―ソン」であり、その子孫は現在でもヤタガラスと呼ばれ、天皇(日向族の王)を影で守護する日本の絶対権力者なのだ。

何故、イエスメ―ソンは出雲族の王を守護せずに日向族に味方したのか。
それは、イエスメ―ソンが日向族と同じ2支族だったからであろう。
いずれにしても、セムメ―ソンのグランドマスター、真のフリーメーソンの大王は「ニギハヤヒ」なのである。
posted by チェンリー at 07:37| Comment(2) | フリーメーソンの起源 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Dear,グランドマスター
ナイト・ルシファーの設立、おめでとうございます。
昨夜から拝読させていただいておりますが、素晴らしい内容で、感謝しております。

日本が呪われた国であることは感じていましたが、日本の呪いが解けない限り世界も同様に呪いの中にあります。
貴結社の目的は、『呪いの解除』にあると思ってよろしいのですね?

アマテラスとスサノオの婚礼が行われたことに因って、ふたりの愛を源泉とする世界が構築されないことを目的に呪いは仕掛けられた、ということですね。

出雲族の聖地、日本の重要なエネルギースポット・・・最高の叡智カバラによって仕掛けられた封印は、物質文明が精神文明を完膚なきまでに打ち破り、容あるものゆえに崩れゆく宿命によって物質文明自らが崩壊する時、その瓦礫の中から現われる者によってしか、解けないのでしょうね。

わたしの知るかぎり閣下によってしか解けないのでしょう。
Posted by オクト at 2010年06月19日 09:16
呪いの解除が第一の課題で、それによってルシファーの封印を解きます。
日向族及び真の闇帝王は決して的ではなく、出雲族との和合を果たすのが目的です。
それによって日本は甦り、次の課題にステップします。
Posted by チェンリー at 2010年06月19日 13:45
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